フォーカシングとは意図的に体を感じてみて、感じていることを言い表す行為だそうです。この事を学んでから毎日生活していて、私は体のどこでどんな風に感じるかを注意深く観察してみることにしました。そして、ある日突然ストレスを感じた時に肩甲骨の辺りにギュッと圧がかかるような嫌な感じがしました。普通は「ストレスで心が傷付く」とか「心が痛む」と言うから胸の辺りに何か感じるだろうと思い込んでいました。しかし、肩甲骨という意外な部分で感じて最初は信じられませんでした。しかも一度だけなら偶然かと思いますが、その後3回くらい、肩甲骨で感じることがあり、
私の場合は肩甲骨で何かを感じるということがわかりました。そしてその時に肩甲骨は何を言いたいのか聞いてみると、「もうやめときなさい」と言ってるような気がしました。でも何をやめるのか聞き返しても、その時は答えが分かりませんでした。 ところが後日、肩甲骨まわりをほぐす整体師の方の話を聞く事があり、肩甲骨はマイナスな感情が溜まる場所であると話されていました。それを聞いてフォーカシングで聞き出せなかった答えと繋がったように思いました。「もうやめときなさい」とは「周りの人の言葉や感情に敏感に反応して受け取ることはもうやめなさい」と言うこと。それをやめればずっと悩まされてきた肩こりからも解放されるのかもしれない。すぐに意識を変えるのは簡単ではないですが、そこに注意して生活するように教えてもらえた整体師の方と自分の肩甲骨にありがとうと伝えたいです。