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子どもの不登校、ひきこもりでお悩みのお母さんのためのカウンセリングルーム

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進路説明会

2024/10/06

 9月29日、奈良のはぐくみセンターにて奈良市教育センター主催の「はぐくみ進路のつどい」に参加してきました。

 学校に行きづらいお子さん、その保護者の方を対象に、高校進学に向けた進路先などの情報など得ることができました。


⑴多様な進路について

(奈良県の場合)


通信制高校とは

学校教育法で認可された学校機関では、卒業することで「高等学校卒業資格」を取得できる。

卒業に必要な単位取得の条件

(高校によって異なる)

レポート年間60通程度

スクーリング年間20日間程度

テスト年2回程度

74単位以上の修得

通算3年以上の修学

30時間以上の特別活動


サポート校とは

民間の教育施設で通信制高校を卒業するために必要な課題レポートの支援や独自のカリキュラムで専門性を身に付けることもできる。(資格取得等)多くの場合、通信制高校と提携している。


定時制高校とは

1日4時間の授業を受け、4年間で卒業を目指す。学校によってはカリキュラムを変更し、3年で卒業することもできる。空いた時間にアルバイトや部活動に参加する生徒もいる。


県立高校

○定時制

大和中央高校

奈良商工高校

畝傍高校

山辺高校山添分校

五條市立西吉野農業高校

○通信制

山辺高校



⑵パネルディスカッション

「ゴールは高校進学じゃない!社会的自立を目指す進路選択とは」

中学校の校長先生、大学教授、保護者会のお話を聞くことができました。


 不登校の子どもを持つお母さんの体験に基づく話は今まさに不登校で悩んでいる方に参考になっていたと思います。進路選択の時期には、進学させたいというお母さんの意見を言いたくなるかもしれませんが、そこで子供のなりたい自分を応援してあげようという気持ちで過ごしていたそうです。また、ゴールはなりたい自分に近づいていくことであり、またゴールは成長と共に少しずつ変化するものである定義付けされていました。

 

 保護者の生の声を取り上げた校長先生のお話しも興味深いものでした。ネット普及で情報が溢れているが、親も子もどうやって進路先を探せば良いのか分からない時に、子供のことをよく知っている先生からその子に合う進路先を、いくつか提案してもらえる・・・そんな学校だと安心できるだろうと思いました。親子で一緒にインターネットで学校のホームページを見たり、なるべく早い段階から様々な選択肢があることを子供に伝えること。また進路をどのように進んでもその後の人生が全て決まるわけではないので、焦らずに無理のない目標設定をしていきましょうとのことでした。


 大学教授のセルフコンパッション(自分を大切にすること)のお話は不登校の子を持つお母さんが絶対に意識してもらいたいことだと思いました。子どものことを優先する気持ちが強くて、自分の事はいつも後回しにしてしまうお母さんにその大切なメッセージが届きますようにと祈る思いで聞いていました。本当は子どもよりもお母さんを先に癒すべきなのに。ファシリテーターの方ももう一度セルフコンパッションという言葉をおっしゃっていました。



 

 カウンセリングルーム ムギ 

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